Wireshark Tips

よく使うフィルタ

  • IPアドレス
ip.addr == 192.168.1.100
ip.src == 192.168.1.100
ip.dst == 192.168.1.200
  • TCPポート番号
tcp.port == 80
tcp.srcport == 80
tcp.dstport == 80
  • プロトコル
http (デフォルト設定では 80,443,3128,3132,5985,8080,8088,11371,1900,2869ポート)
  • 条件式
    • and
    • or
    • !
  • 例:特定クライアントPCとHTTPプロトコルでフィルタ
ip.addr == 192.168.1.100 and http

Decode As

  • 特定の通信を指定したプロトコルとして解析する。
    • Webサーバが80/tcp以外で動作している場合等
  • メニューから [Analyze] → [Decode As] を選択する。
  • [Transport]タブで解析したいポート番号を選択して、プロトコルを選択する。
    • 下図では 210/tcp をHTTPとして解析

キャプチャデータからファイル抽出

  • メニューから [file] → [Export] → [Objects] → [HTTP] or [DICOM] or [SMB] を選択する。
  • オブジェクト一覧から、保存したファイルを選択して [Save AS] をクリックする。
    • 全て保存した場合は [Save All] を選択

文字列検索

  • メニューから [Edit] → [Find Packet] を選択する。(Ctrl+FでもOK)
  • 検索文字列を入力する。
    • 下図では、“baby.mid”という文字列をパケット詳細部から検索

Follow TCP Stream

  • 表示したいTCPパケットを選択して、右クリック → [Follow TCP Stream] を選択する。

フィルタしたパケットのみ保存

  • メニューから [File] → [Save As] を選択する。
  • [Packet Range] で「Displayed」を選択して保存する。

pcapファイルの結合

  • Wiresharkインストールフォルダ(C:\Program Files\Wireshark)にある「mergecap.exe」を使用する。
    • 以下では、「d:\input1.pcap」と「d:\input2.pcap」を結合して「output.pcap」を作成
mergecap.exe -w d:\output.pcap d:\input1.pcap d:\input2.pcap

pcapファイルの分割

  • Wiresharkインストールフォルダ(C:\Program Files\Wireshark)にある「editcap.exe」を使用する。
    • 以下では、「d:\test.pcap」を「d:\」ドライブに「test」という名前をつけて10万パケットで分割する
      • 分割されたファイルの名前は test_00000_yyyymmddhhmmss, test_00001_yyyymmddhhmmss …
      • 10万パケットで約80MB (もちろんキャプチャしたデータによって増減する)
editcap.exe d:\test.pcap d:\test -c 100000

pcapファイルから特定期間のパケットを抽出する

  • Wiresharkインストールフォルダ(C:\Program Files\Wireshark)にある「editcap.exe」を使用する。
    • 以下では、「d:\input.pcap」の 2010年10月05日7時57分0秒 から 2010年10月5日7時59分59秒 のパケットを「d:\output.pcap」に抽出
editcap.exe -A "2010-10-05 07:57:00" -B "2010-10-05 07:59:59" d:\input.pcap d:\output.pcap
forensics/wireshark.txt · 最終更新: 2012/02/16 08:52 by kikuzou
 
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